こんにちは!田平まゆみです☆
本日、給食をよりよくする会の皆さんとご一緒に明治池中学校にて給食試食会をさせていただきました!
担当課長さん、担当課職員さん、栄養士さんからのご説明と、毎日検食されている校長先生からも詳しいご説明をいただき、温かく美味しいと聞いていた富田林市自慢の自校調理方式の給食を試食することができました。
▼1食330円。値段をもっと安くしても、冷えたお弁当にされたりするよりは、温かい自校方式を維持していく事がのぞまれています。ちなみにこの日のコストは324円69銭。ギリギリの予算ながら最大限生徒に喜ばれ、食経験と栄養面を意識した献立を考えてくれています。見た目は地味ですが、美味しかったです☆
富田林市では、市内の中学校8校全て、自校調理室で作られており、次の月の献立を見て食べたい日を選ぶ「選択制」が採用されています。
【ちなみに、本市では給食への就学援助は小学校給食のみで、中学校給食は「選択制」という理由で就学援助の対象にはされていません。日本共産党議員団は「中学校給食も就学援助の対象に!」と長年訴えており、昨年も代表質問でとりあげています。河内長野市も選択制給食ですが、すでに中学校給食を就学援助の対象としています。】
そんなわけで、中学校給食の喫食率と味との関係や、食育としてどのような取り組みをされているのか、現状と課題を知りたかったのですが、よい機会となりました。
喫食率アップのため、本市では「給食の日」を設け、新1年生全員に無料で給食を食べてもらって食後にアンケートの実施をしており、昨年11月のアンケート結果によると、市内の中学1年生全員のうち約40%が給食を食べていないとのこと。
その給食を食べていない生徒のうち9割は家庭弁当、1割はパンや市販弁当。
アンケートによると、お弁当の理由は「親が作ってくれるから」「量を調節したいから」など。
今回お邪魔した明治池中学校は市内で最も喫食率の高い学校で、先生方もできるだけ給食を食べるようにするなど、喫食率をあげるよう頑張っておられるとのことでした。
試食会参加者も生徒や先生方と同じ2階の配膳スペースへ。
汁物やおかずがよそわれたお椀、お皿、牛乳、デザートなどをトレーへ。
部屋に戻り、食べるなり参加者皆さんからは「美味しいわ〜」「ご飯が美味しい!」という声。
「お米はつがるロマンです」とのこと。本当にふっくら美味しかったです。
量は人により「ちょうど良い」人も、「ちょっと物足りない」人もいましたが、ご飯の量は大盛りにもしてもらえるとのこと(おかず量は一定)でした。
家庭科の先生とも連携し、栄養バランスを考えた献立を生徒たちで考えたりする取り組みもされているそうですが、栄養教諭と栄養士合わせて4人というのは、8校ある学校として少ないと感じます。
今後、中学校給食も時々試食会を行い、課題と現状を整理し、よりよくするためにご報告していきたいと考えています。
ご協力いただいた皆様、ご覧頂いた皆様、ありがとうございました!