こども発達支援センターSunを視察しました

こんにちは!田平まゆみです☆☆☆

「こども発達支援センターSun(サン)」が、市民会館地下1階スペース(図書館喜志分館だった場所)に今年度から入られたので、視察させていただきました。
昨年度までは金剛コロニー内で実施されていましたが、金剛コロニーが民間委託され、移転となりました。
手狭になり不都合は起きていないか?実際にどのような支援をされているのか?立地条件や施設面はどうか?
利用者や支援員が困っている点はないか?職員の支援体制など色々と見聞きしてまいりました!

今回参加してくださったのは、和歌山県橋本市の療育施設で長年働いておられたKさんと、富田林市の公立保育園園長OBのMさん、そして、藤井寺市議会議員の木下 誇議員、そして私 田平です。
市の課長さん方お2人にご案内いただき、所長さん、管理責任者のお2人から詳しいご説明をいただきました。

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☆まずは、Sunについて少しご説明です↓
現在府内に6カ所このような発達障害の個別療育拠点があり、利用者給付費と市町村の委託料で運営をしています。
南河内圏域(松原市、藤井寺市、羽曳野市、大阪狭山市、富田林市、河内長野市、太子町、河南町、千早赤阪村)の拠点施設として、児童発達支援、放課後等デイサービスの事業所指定を受け、(社福)大阪府障害者福祉事業団が運営しています。
2015年度までは旧河内長野保健所で実施されており、昨年度2016年度は金剛コロニー内での実施でした。
2012年4月に児童福祉法が改悪され、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの実施主体が都道府県から市町村に移行されたことで、現在は南河内の各市町村がこの事業団に個々に委託するかたちで実施をされています。
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SUN08

SUN01

Sunでは、1年間継続して、2週間に1回の個別プログラムを保護者同伴で受け、月1回保護者研修をされています。個別プログラムは2歳〜小学2年生までの児童が対象です。そこで、集団生活のコツもそこで伝えているということです。
Sunは13年目になるということですが、この場所に移ると同時に、今年度からは小学3年生〜18歳までを対象に、土曜日にグループ療育プログラムも開始されています。

グループエリア・個別エリア・おやつエリアにスペースを区切り、場所と内容が1対1になるようにされていること。「うまくいった」経験をたくさんもってもらえるよう、ひとつひとつの段階を小さく設定していること。
それぞれのこどもに合わせた療育プログラムを一から考え、1人ひとりの教材(おもちゃなど)がすべて違うこと。おもちゃやカードなど、手作りの教材づくりには様々な工夫が凝らされているようでした。
ちょうどこの時も作業スペースで教材づくりをしておられました。

グループ療育では、小学3年生頃はお友達づくりが課題ですが、中高生ぐらいの年齢になると、性の問題や人との距離のとり方などを課題として、知識やスキルを学べるよう取り組んでおられるそうです。

▼大きな写真→小さな写真→文字だけ と、理解できる段階を少しずつステップアップSUN03

 

▼個別スペースSUN02

▼おやつスペースSUN04

▼ストックルームで、教材をつくる作業中でしたSUN06

▼高校生がグループワークに行く時等、着替えスペースとして使用されている部屋SUN07
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◆募集枠は64名で抽選で利用が決定します。
今年度、新規の方だけで81名の応募があり、リピーターの方は55名が応募、合計136名の応募がありましたが、72名が抽選もれの状況です。

富田林在住の方は現在35名利用されているとのこと。
抽選漏れをした方などは、月曜日の相談日にSunに相談に来られたりする、、ということですが、多くある応募に応えられていないことや2歳〜18歳までの切れ目のない支援ができていないということに対して、現場の支援員さん達も、もどかしい思いをされているようでした。

◆支援員の体制(今年度)は、保育士、心理士、社会福祉士、児童指導員、指導員の方々で、全員で6名。
1家族に対して2名の支援員がつき、こどもと保護者それぞれをフォローするかたちです。

◆ ◆ ◆ ◆感想◆ ◆ ◆ ◆
立地は以前の金剛コロニーよりも駅からも来やすい、市民会館という事で気軽に行きやすい、といったメリットはあるようです。広さは以前よりひとまわり小さくなったものの、そこまで不自由はないとのことですが、正直かなり狭いと感じました。
支援員さん達は頑張っておられると感じましたが、南河内圏域の拠点施設なのに、こんな規模の施設でいいのか!?と思いました。
発達障害のこどもたちは早い時期の、「育ちの根っこになる時期」がとても重要だと言われます。
それなのに、必要としている人たちの半数しか受けいれられていない現状。。大事な時期に抽選もれで適正な療育が受けられないこども達がいるかと思うと、心が痛みます。。。
今度は進んでいる吹田市など北摂の支援センターを視察しに行き、具体策を考えていきたいと考えています。

長くなりましたが、ご覧頂きありがとうございました!

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