南河内第1清掃工場☆視察しました

みなさんこんにちは。田平まゆみです☆
2月6日に議会視察で、富田林甘南備にある第一清掃工場に行ってまいりましたので、そのレポートをしておきます。
場所はサバーファームのすぐ近く。この施設では、ゴミの減量などへの意識向上のため、小中学校の児童生徒や、地域の方々、団体などの施設見学を呼びかけています。
年間2000人もの人達が見学に訪れているのだとか。
私は、ずっと子どもの頃ゴミのゆくえはどうなってるんだろうと気になっていて、毎日ゴミがどんどん出ているのにどんどん新しい物を作っている事も不思議でしょうがなかったのを覚えています。
そのままいくといつか地球はゴミで埋め尽くされるんじゃないか、、、、といった不安を切実に感じていました。
子ども達がゴミ処理施設に触れることで、きっとそういった不安や疑問の答え、自分自身にできる事を見つけられると思います。
もちろん大人の方も、環境への配慮などについて、学びが深まると思います。

1967年(昭和42年)に「南河内環境事業組合」設立後、1975年(昭和50年)ゴミの量が増大。1985年(昭和60年)施設の建て替え・増設。「ゴミの非常事態宣言」を出す。

こういった経過がありますが、最近さらに1人当たりのゴミの量が増大しているとのことです。
この施設では、1日300トン(150トン×2炉)の普通ゴミと、1日50トンの粗大ゴミを破砕処理し、焼却できるそうですが、それでもスタッフも機械もフル回転している様子が良くわかりました。

色々な工夫もされています。
工夫1:ゴミのにおいが漏れない工夫(エアカーテン、においの吸い込みなど)ーーー本当に、においが全くしませんでした!
工夫2:クリーンなガスにして外に排出する工夫ーーー煙の中の悪いガスを取り除き、まわりの環境を大切にしています。
工夫3:汚れた水が外に出ていかない工夫ーーーサバーファーム付近ではホタル鑑賞ができるぐらいのきれいな水質を維持。
工夫4:灰は灰専用車に載せて大阪湾の埋め立て地へ!焼却してできる塩水は塩にして医薬品メーカーに販売し化学薬品の材料としてリサイクル

ゴミ5800トンから、塩が320トンできるのだそうです。使えるものは最後の最後までリサイクルし、ゴミは最小サイズにして埋め立て地へ、、、
それでも、ゴミの灰の埋め立てにも限界があります。そして、ゴミ処理にかかる経費の増大を防ぐ為にも、日頃からゴミの出ない生活を心がけなくては、と改めて感じました。
リサイクルできるものはリサイクル!生ゴミは乾燥してからゴミ箱に入れるとか、畑の栄養にするとか、、、
最初から、長く使わないようなものは買わない、、とか。
清掃工場見学ツアー、皆さんもぜひ行ってみてください☆
帰りにはすぐそばのサバーファームでお昼のランチが美味しくてお手頃で、量もあっておすすめです☆
ご覧頂き、ありがとうございました!

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