富田林の歴史・文化シンポジウム開催しました

こんばんは!田平まゆみです。

すばるホール3階の会議室をお借りして開催した日本共産党後援会主催の「富田林の歴史・文化シンポジウム」が50人の方にご参加いただき無事終了しました。簡単ですがレポート致します。

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考古学者の石部正志先生に古墳について重点的に、有川功元日本共産党市議会議員に寺内町の街並み保存や整備にあたってのご自身の議員時代の奮闘体験も含めて。お2人はそれぞれ1時間でも2時間でもお話しできる方なのに、30分ずつという非常にコンパクトにまとめてお話しいただき、あとの1時間を参加者との質疑応答と意見交流にあてるという構成で、私が司会進行させていただきました。
石部先生のお話の中で、文化財に優先順位というものは無く、すべてが大事とのお話、天皇は5世紀以前には存在せず、天皇の墓というものは存在しないとの様々な歴史誤認や嘘について(誰の墓かというと言うなら大王-おおきみ-の墓という事になる。現在、仁徳領古墳→大仙古墳、応神天皇陵古墳→誉田山古墳と認識・呼び方も変わってきています)、、有川さんのお話からは、寺内町の保存整備にあたっても住民運動が起こり、単純に市が整備を進めてきたのではなかった事などが良くわかりました。会場からも、南河内で唯一資料館や博物館もない富田林で、やはりそういう住民が学習できる場が必要だとのご意見や、臨地講演を行うことも大事だという提案も出され、印象的なお話がたくさんありました。ぜひまた次回も様々な専門家もお招きして、行なっていきたいです。様々な議論が巻き起こる文化財行政についてのつどいですが、その活発な議論の場、共有の場をこんなにも多くの方が求めているのだと改めて感じました。
ご講演いただいた石部さん、有川さん、ご協力下さった皆様、ご参加下さった皆々様に、感謝いたします。
ありがとうございました!

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