富田林病院、藤井寺市民病院についての懇談会

こんにちは!田平まゆみです。

今週月曜日、前衆議院議員の堀内照文さんが、意見交換をしたいとお越しくださいました☆
厚生労働省が全国424病院の名前を名指しして、統合・再編の対象として挙げた問題について、富田林、藤井寺の議員と地域住民の方 数名と堀内氏で懇談させていただきました。

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堀内氏から国の動きについての報告のあと、私たちから、市や病院側が国・府に対して抗議し、富田林病院建て替えが進んでいる事、議員の対応についてや市内・近隣住民の切実な声についてなど報告させていただきました。

大阪府では10病院が挙げられ、河南地域では、公的病院である富田林病院と市立藤井寺市民病院の名が。近隣では市立柏原病院も入っています↓
【大阪】大阪市立弘済院附属、仙養会北摂総合、市立藤井寺市民、冨田林、済生会支部大阪府済生会新泉南、和泉市立、生長会阪南市民、健保連大阪中央、高槻赤十字、市立柏原

堀内氏からの報告も交えて簡単にまとめてみました。
厚労省のHPに名前が挙げられ、寝耳に水!と病院・自治体・地域住民は困惑、抵抗をしてますが、実は以前から国が公立病院などをターゲットに、病院ベッド数を減らしたがっており(←地域医療構想)、それがなかなか進まず(←必要なものだから削れるわけがない)、経団連からの指摘を受け、麻生財務大臣が、現状の地域医療構想は不十分(←もっと短期にベッド数、病院数を減らす計画を進めたい)として「具体的な期限の設定、見える化、知事の権限強化など、実効性を高める仕組みが必要」と言いました。
それで、厚労省が慌てて全国424病院の名前を挙げて「見える化」したってわけです。
富田林病院も藤井寺市民病院も、地域住民の命を守るためなくてはならない病院です。
富田林病院は、河南町、太子町、千早赤阪村、河内長野市、大阪狭山市など、近隣市町村からも多数利用されており、救急指定病院になっています。二次救急、小児救急、夜間救急、休日診療。。。お産センター、小児科など、不採算部門と言われる診療科目も含めて18科目どれも大切。
維新の会は病院をどんどん潰したい派なので、「知事の権限を強化する」という麻生大臣の言葉も恐ろしい。
すでに、維新が首長をとる大阪府・大阪市は、厚労省にお伺いをたて、激しい住民運動を無視して住吉市民病院を潰してしまいました。
南河内に唯一の3次救急指定病院だった大阪狭山市の近大附属病院を堺市に移転させたのも維新の府知事(誘致決定当時は松井知事)による誘致(有利な条件で土地を貸すという提示など)です。
これで堺市では病院、病床数が飽和状態となり、南河内には3次救急もなくなるというアンバランスが生じます。
堺市でも、泉ヶ丘プールと公園を潰した跡地に病院ができる事に対して、反対の声があがっています。
維新の地元議員も、誘致を成功させたと宣伝をしているそうですが、地域の医療を守る事や利用者の声を聴くという発想ではなく、選挙に利用する事しか考えないこのようなやり方は絶対に許せません!

富田林病院を守る事はもちろん、「トンビョーだけの問題ではない!」「地域の医療体制を壊させてなるものか〜」という運動が大切ですね☆
署名にも取り組みますので、皆さんのご協力をお願い致します。

ありがとうございました!

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