こんばんは。田平まゆみです☆
以前私は、市内で一人暮らしをされている高齢者の方から、地域で孤立することなく生活できるよう、地域住民による見守り活動や民生委員さんなどとの連携と合わせて、死後の心配をしなくてすむよう行政がサポートしてほしい!というご意見をいただき、同じ想いを抱えている方々と懇談をさせていただきました。
そして、2018年9月議会の代表質問で、こうした新たな時代の行政ニーズについて問題提起しました。
「近隣では堺市で、65歳以上で希望される方に対してエンディングノートを配布しています。記入する内容は、プロフィールや思い出、生い立ち、そして、介護・看病についての希望、延命治療や告知についての考え方、葬儀についての希望、遺言の有無や保管場所、貯金・預金・保険の加入状況などで、本人が認知症になった時や死亡した時のために、これまでの人生を振り返って整理するためにも、残された家族や友人などのために記録しておくことで、最期まで自分らしく生きられることにつながるようにということです。」
と紹介し、「エンディングノート」を作成し、希望者に配布することを提案しました。
「希望者にエンディングノート配布を」の質問全文→ http://jcp-tondabayashi.com/?s=エンディング
そして、先日富田林医師会と富田林市で編集・作成された『エンディングノート〜笑顔をくれた人たちへ〜』が完成し、高齢介護施設やほんわかセンターなどの相談窓口で配布を始めたとお知らせをいただきました。
冊数が限られているそうですので、ご興味ある方はぜひ市役所高齢介護課へお問い合わせください。(0721-25-1000)下に添付した『エンディングノート〜笑顔をくれた人たちへ〜』印刷用データをプリントして、使用することもできます。
実は、今回のこの冊子作成については、医師会が印刷費を出してくれて実現したそうです。
今後、多くの方が希望されるようであれば、内容も必要に応じて改善し、市としてきちんと予算化する必要があります。エンディングノートを自宅のどこに保管するのか、せっかく書いたのに家族に見つけてもらえなかったらいけないし、第三者などに悪用されてもいけないし、、、といった問題や、今回実際に配布をしてみて今後の課題も見えてくると思います。しかし、一歩前進です!
市HP↓
https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/26/38180.html
『エンディングノート〜笑顔をくれた人たちへ〜』印刷用データ↓
https://www.city.tondabayashi.lg.jp/uploaded/attachment/64880.pdf