地域猫活動の推進に向けて〜藤井寺市の取組みについての懇談会を行いました〜

こんばんは!田平まゆみです☆

3月議会の日本共産党代表質問で、私は「地域の生活環境改善に向け、野良猫問題を解決する方法として取り組まれている” 地域ねこ活動 ”への理解促進・啓発および支援の充実」について質問いたしましたが、前向きな答弁により猫の問題については「環境衛生課」がワンストップの窓口となりました。

市として助成金を充実させること、府の動物愛護管理センターへの支援要請をすること、どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術チケット行政枠を市として申請すること、これらを進展させるために、担当課との話し合いを進めています。

2年ほど前から、藤井寺市役所ではどうぶつ基金の行政枠を活用して地域の環境改善につながる取組みをされており、近隣自治体から数多く視察にこられているそうです。

私も市の職員さんと一緒にぜひお話を伺いに行きたいと思ってましたが、突然、本日その場をもてることに!

良い機会なので、富田林市内でTNR活動などをされている方々にもお声をかけさせていただいたところ、前日の連絡にも関わらず私と職員さんを含め、富田林から総勢10名でお話を伺いに行く事になりました。

藤井寺市でのどうぶつ基金の行政枠申請までの経緯とボランティアの方々との必要なやりとりについて、富田林市でやる際のアドバイスなどもいただきました。

BBE933A0-AB07-4BFD-A327-B14F8F7FC92D

安全にボランティア活動がしやすいように、捕獲作業などをする時の腕章や名札、猫のトイレの設置や定点定時の餌やり活動をしていることを知らせるポスターなどを設置し、市民の方々にこうした活動がある事を知らせている点は、富田林でもぜひ取り入れて欲しい!と皆さん口々におっしゃっていました。

また、広報でも2ページ近くを割いてさくら猫やTNR(捕獲→不妊去勢手術→元の場所に戻すという一連の活動)についての周知をするなど、理解を広げる努力もされてきたとのことで、地域猫活動をしている方に対して、「ご苦労さん」「頑張ってくれてるね」といった声もかかるようになったとか。

そしてなにより、猫に関する苦情が激減したということ!

市として具体的に地域猫活動推進を掲げているとか富田林市のような市独自の不妊去勢手術への助成金を設けているというわけではありませんが、様々なかたちで後方支援をされています。

市役所にご相談や苦情があった時に、担当課がTNR、地域猫活動といったのら猫問題の解決策への見識・理解を持っていて、地域のボランティアへつなぐなどの連携がとれることもとても心強いことだと思いました。

富田林市としての課題は、ワンストップ窓口ができたものの、職員数が減っていて、実際の業務量が増えているという事もあり、どれだけ迅速に進められるかどうかといった問題もあります。

やはり、職員が減るという事は、本当に市民サービスにとって良くないことですね!しかし、現状少ない人員の中でも熱い想いをもって前に進めようとしてくれている事に感謝です☆

私も一緒に知恵をしぼり、汗を流して前に進めていきたいと思っています。

お忙しい中、お話を聴かせてくださった藤井寺市環境衛生課の皆様、そしてご参集くださった皆様、本当にありがとうございました!

コメント投稿