「富田林市 都市計画審議会」がありました☆生物多様性、生態系への配慮等について質問

こんばんは!田平まゆみです☆

本日、「都市計画審議会」がおこなわれました。委員になってから2度目の審議会です。

前回は、ほとんどの委員が何も質問・意見をしない、というのに驚き、かく言う私も、何も聞けずに終わってしまったのでした。

都市計画審議会は、富田林市内の農地を市街化区域に変えて、企業誘致計画(シマムラ、ニトリ、スターバックス、トライアル等)を進めてきたりと、地域の姿や市民のライフスタイルも変えるほど大きな影響力を持つ諮問機関です。重要!!

今日の審議会では、「都市計画区域マスタープランの改訂」にあたり、「南部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更について」を議論するということでした。

大阪府が決定する新たな整備・開発・保全方針について、委員の意見も市の意見と合わせて府に提出する、というものです。今日の議事録が大阪府に提出されることになりました。

私は、河川整備に関して、特に思い入れを持って発言しました。

「人命を守ることを最優先」するのはもちろん重要ですが、自然保護や生態系の維持・保全という観点なくコンクリ3面固めで護岸工事をされていることで、生物が生きにくくなっていることや、自然の浄化作用が働かず水質が落ちることなども述べ、今研究と実践が進んでいる、伝統的な技術と新たな技術を合わせた「自然環境に配慮した河川整備」の方法で進めてほしい、と意見しました。

審議会の増田会長からも、「非常に重要な点だ」と、“水生生物の移動の連続性”についての補足説明もしてくださいました☆

担当課は、この方針にも一定そのような事が書かれてあるとの認識を示しましたが、「いま現在、そのような観点で工事がされていない。書かれているだけではなく、実際に今後の河川整備に生かしてほしい、と念を押しました。

日本らしい風景を守り、どこにでもあるような風景にしてしまわない事の重要性を訴えました。それが、マスタープランに書かれている「国内外の人・企業を呼び込む都市魅力の創造」のためにもなると^_^

他にも、最近、地域住民から苦情が出ている開発を例に出し、書かれている「秩序ある土地利用」にしていくための対策などを聞きました。

開発や防災の名の下に、自然の生態系を壊したり、大型店舗をこのままどんどん誘致して地域の商店や個性的なお店を圧迫するようなことをしていたら、どこにでもある郊外の町の風景を作ってしまうだけで、魅力的な、「行ってみたい街」「住んでみたい街」にはならないと思います。

未来にどんな世界を残していくのか、大げさなようですが、どんな機会もとらえて、きちんと発信していきたいと思います☆

ご覧頂きありがとうございました!!

コメント投稿