第36回 富田林市「平和を考える戦争展」2020☆

こんばんは!田平まゆみです☆

今日は、お昼にすばるホールで開催中の「平和を考える戦争展」に夫と一緒に行って来ました。

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コロナ禍の中ですが、対策をとりながら開催に向けて努力下さり、今年も趣向を凝らされた内容となっていました。担当課の職員さん達も一生懸命取り組んでいただいていることがよく伝わってきました。

 

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2時から銀河の間で、戦争体験者の方のお話があり、4人の方のお話を聴くことができました。お父さんが戦争で亡くなって、満員列車で見に行く道中、人が多すぎてトイレまで行けずに窓から用を足したこと、別の方は戦争中の飛行機事故で亡くなったお父さんが軍神として祭り上げられ、戦後は逆に白い眼で見られたこと、、疎開先も決して安全ではなかったこと、、食べ物についての思い出、、各学校に建てられた「奉安殿」で教育勅語を徹底して教え込まれ、「天皇」という言葉が出るとピシッと起立し、咳をしてもクシャミをしても怒られたこと、、
でも、戦争が終わったとたんに奉安殿はつぶされ、子ども達の遊び場に変わり、価値観の変化に戸惑ったこと、、

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ありありと戦時中の暮らしぶりが浮かんできました。
つらい生活の中にも人間らしい、子どもらしいひととき、それぞれの生活があったのだな、と感じるとともに、戦争はそうした瞬間や人間の尊厳をすべて握りつぶしてしまうのだと改めて感じました。

2度としてはいけない。
唯一の戦争被爆国という被害者としての立場と同時に、様々な国に侵略戦争を行なった加害国としての日本、も、しっかりと反省し、これからの未来を考えていかなくてはいけないと、胸に刻みました。
お話を聴かせてくださった皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました☆
明日も引き続き、開催中ですので、ぜひご覧になっていただきたいと思います♬

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