こんばんは!田平まゆみです。
済生会富田林病院が、11月4日にリニューアルオープンしました☆
来月秋頃グランドオープン予定ですが、旧建物が残された状態で、新しい病院施設での診療が開始しました。
オープン4日前に、日本共産党議員団で、見学に伺った際のことをレポート。
新しい病院は、地下1階から6階まである免震構造の7階建物!災害拠点病院として、ライフラインが途絶えても3日間自立できるようになっています。地下に、汚水をためられる排水槽、3万ℓの軽油タンク(発電機用)、水脈を探り当て150M掘って井戸もできたそうです。
入院病床も、重症の患者さんの部屋は、隣の部屋へすぐに行けるよう工夫されていたり、トイレが奥にあり、ベッドが手前にあるため医師との導線を短くする工夫が、、!
1部屋35〜36㎡ほどの広々とした室内。
個室は市内料金 7600円、市外料金 12600円
オペ室は6室 こちらも見せていただきました。
掃除のしやすさ、針などを見つけやすい床の色などの説明がありました。
スタッフステーションでは、モニターがずらり。
上段はオペ室、中段は術野、下段は生体モニターで、
電子カルテは10端末で見ることができるそうです。
小児科は診察室2室+感染症の診察室1室
CTは2台になり(前は1台だったそう)、救急と感染症とで入り口を分け、一番近い所にCT一般撮影室を配置。
MRI は、トンネル部分が以前より大きなタイプになり、圧迫感が少なくなり、音も静かで患者に優しく。
全国で4台目となる最新型で、画像が綺麗で、今までボケて見えたりほぼ見えなかったものもかなりシャープに見えるようになり、正確な診断に寄与する、と技師さんからご説明をいただきました。
透析は同時に25人(内 個室は2室)可能でき、週3回、
1日2 クール
リハビリも力を入れていて、お風呂に入る練習や、屋外リハビリなど、担当の先生から詳しくご説明を受けました。
ご説明くださった皆さん、夜遅くまで作業してらっしゃるとのことでしたが、やる気がみなぎり、ハツラツとしてらっしゃったのが印象的でした☆
ベッドの移動ひとつでも、最短時間で安全に移動できるよう念入りにシミュレーションされているそうで、命を預かる現場の厳しさを改めて感じました。
地域の中核的病院であり、富田林市所有の土地を無償貸与して済生会が運営する公的な病院、済生会として、すべての生命を救済するという精神のもと、経済困窮者への無料・低額診療も10%以上の割合で行っている、そんな富田林病院。
我らがトンビョー。
厚生労働省が勝手に統廃合の対象として済生会富田林病院の名前を挙げて、激震が広がりましたが、経営状況が良いから残ったのではなく、地域になくてはならない病院だから残す!という強い市民の願いから守ることができたと思っています。私たち日本共産党議員団も、議会で富田林病院の存続・発展を求めて繰り返し皆さんの声を届けるという役割を果たせたことを誇りに思います。
命をないがしろにする政府や維新府政との闘いはまだまだ色々なかたちで続きますが、富田林病院が無事改装オープンできて良かった!と胸を撫でおろしています。
医療機関、保健所、衛生研究所をはじめ、命・暮らしに関わる住民にとって不可欠なものは、二重三重に充実を!
ひきつづき頑張ります。
あと4日でオープンというバタバタの状況の中で、お時間を割いてくださり、本当に本当にありがとうございました!