【水を得た魚のように⑧】富田林市若松町一丁目の辻井戸

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【水を得た魚のように⑧】富田林市若松町一丁目の辻井戸

こんにちは、田平まゆみです。ゴールデンウィークに、金剛大橋手前のサンプラザのすぐそばにある、赤煉瓦の壁に囲まれた現在は使われていない共同井戸を見に行きました

かつてはこうした井戸を囲んで「井戸端会議」が繰り広げられていたのでしょうか(^-^) そう言えば「囲む」という字も、井戸を中心にしていますね。

このあたりは、以前に若松町周辺でクリーニング屋の排出する汚染水で水質悪化した、との調査記録がありました。
その後、大阪府は近隣への影響がないことを確認して調査を終えたようです。
この史跡について示すものが見当たらなかったので、過去の井戸利用の歴史がわかる表示板などで、水文化の記録を残しておく必要があると感じました。
可能ならば、飲料水は無理でも、災害時に生活用水として使える井戸として復活はできないものか、、、そんな事も考えながら。
まだまだ富田林市には、忘れられた井戸がありそうです。

ちなみに、富田林には弘法大師(のちの空海)さんが開いたと云われている井戸も4カ所あるそうです☆
今後、順次お伝えしていきたいと思います。

◆喜志 桜井 「桜井の弘法井戸」
◆新堂(若松町三丁目)「清水大師堂」
◆別井 「慈眼寺の井戸」
◆彼方 滝谷 「大師井」(水を得た魚⑦で紹介)

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