すばるホールに庁舎の一部本移転する件に関する議案審議について

B1FC20EB-7E6C-49E1-9CCE-80084AD30DF6

こんにちは!田平まゆみです。

昨日は総務文教常任委員会が開催され重要な審議がありましたので、報告いたします。
内容は、市役所庁舎の建て替え問題、すばるホール銀河の間・秀月の間・アルデバランを庁舎建て替え中だけではなく建て替え後も利用出来なくするという、9月議会で出された議案についての継続審査です。
私も委員外委員として、質疑をし意見要望を述べました。
まず、市役所が分散され市民にとって不便になるため庁舎分散化をするべきではない事、文化施設であるすばるホールが利用できなくなる本議案は廃案にすべきである事、昨年策定された「市庁舎整備基本計画」に立ち戻る事を求める事を表明した上で、市民やすばるホール利用者、市職員等に対して意見を聞くべきであり、見解を求めました。
答弁は、方針が決まり次第報告すると言うのみで、意見を聞く気はないとの事でした!
コストダウンになるとの根拠はなんなのか?試算は?との問いには答弁出来ず休憩になったり、、答えが担当者により違っていたり、試算はまだしていない、ランニングコストは考慮していない、などの問題も浮かび上がりました。
私は、市庁舎を分散化する事による影響をまとめた見積もりを一覧にした資料を求めました。しかし、その資料もすぐにはないとの事。本来、根拠資料も出せない状況で議案上程などあり得ない事です。。

このまま進めれば、市民の庁舎、文化活動など、将来に多大な禍根を残すことになるでしょう。

副市長の答弁で各議員や場面により答弁を使い分ける場面も見受けられました。特に、市庁舎建て替え後にすばるホールに移動した部署を本庁に戻すのか?との問いには議員により異なる答え。すばるホールを永年利用(ホールの耐用年数の間)する考えを繰り返し答弁してきながら、今更誤魔化しはききません。
やはり、突然トップダウンで出された庁舎分散化案を強引に押し進めようとするあまり、これだけ矛盾する答えしかできないのだという事が浮き彫りになったかたちです。

質疑が終わるとすでに18時近くなっていました。
複数議員が求めた資料も手元にまだない中で、審査材料も揃っておらず、本日中に採決するべきではない(2日目の日程も用意されていました)と私は意見を述べましたが、委員長はそのまま採決に踏み切りました。

採決の結果、すばるホール条例改定議案は可決となりました。
(以下、議員敬称略↓)
賛成:自民党(西川、南方)、公明党(遠藤、草尾)、とんだばやし未来(辰巳、南斎)、ふるさと富田林(吉年)
反対:維新の会(伊東)、無所属(中山)

さらに、これに対する附帯決議案をとんだばやし未来会派が提出し、その決議が議案賛成者による賛成で可決されました。

D5B7426A-6FD5-4365-BE9A-F209DA4ADC71
この付帯決議は基本的に議案本体と矛盾する内容であり、本来であれば議案に反対すべき所を、議案には賛成し、付帯決議で趣旨の違う内容を盛り込むという市長会派の手法には呆れました。
議会はさらに異様な様相を帯びてきました。

いずれにしても、今後の流れは、明日 11月4日(木)10時から議会運営委員会を開催して臨時議会の開催について議論します。臨時議会開催となる場合は11月16日(火)に行なう可能性が今のところ高いですが、
11月30日(火)に予定されている12月議会初日に継続審査の最終審議を、という意見が多ければ、そうなる可能性もあります。
また明日決まり次第お知らせ致します。
長文になりすみません。ありがとうございました!

コメント投稿