『ギャンブル等依存症家族のための支援者との意見交換会』に先日参加してきました

こんばんは。田平まゆみです☆

『ギャンブル等依存症家族のための支援者との意見交換会』に先日参加してきました。

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昭和大学附属病院の常岡俊昭医師と、ギャンブル依存症問題を考える会 代表の田中紀子さん の貴重なお話を伺うことができました。
参加されている方は、ギャンブル依存症の家族をもつ方々と、ケースワーカー、社協、医師などの支援者の方々。

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ギャンブラーズアノニマス(GA)やギャマノンなどに繋がって様々な実体験を聴き、タイミングを逃さず対策を打つ事が大切、という事がよくわかりました。
昭和大学附属烏山病院では、24時間受け入れ体制で依存症についても深く理解されていて、病院に入院しながら仕事を持っている依存症患者さんもいるなど、画期的です。依存症回復者の方への大きなリスペクトが感じられるお話でした。
田中紀子さんはギャンブル依存症の家族であり、当事者でもあるため、どちらの気持ちも精神状態もよくわかる、という方で、法律事務所に8年勤務する中で得られた法律知識なども駆使して様々なケースの相談、解決に当たられています。

愛のある厳しさで、家族がお金を工面したり、アドバイスをする事は解決にならず、当事者にとって害にしかならない事、家族は家族会に繋がって情報を得る事が非常に大切である事、当事者にGAに行かせる動機を作る方法など、具体的にすぐにためになるお話が盛りだくさんでした。
富田林市に一番近いところでは藤井寺でGAが開かれているそうですが、そちらの方ともお会いできました。
こんなにも普通に街中にギャンブル施設があふれている国は他にありません。
『大阪にも日本のどこにもカジノはいらない!』
これ、本当にいま大きく声をあげないと!!
維新の政治はクリエイティブなもの、文化的なもの、ライフライン、医療・保健所・検査研究機関体制などを次々に後退させているだけでなく、カジノという不幸な人や家族を大量に生み出す施設で金儲けするというヤクザなことをまだやろうとしています。
誰かを不幸にして得たお金で経済発展だなんてとんでもありません。最大の依存症対策は、カジノも含めたギャンブル施設を作らない事です。
深刻な依存症の中でも、アルコールや薬物と違って身体に出にくいギャンブル依存症の深刻さ、誰もがなり得る病気であるということを、多くの方に知っていただく必要があります。
田中紀子さんは「たかりこチャンネル」というYoutubeチャンネルもされていますのでぜひご覧ください^ – ^

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