子ども医療費助成制度についての請願☆継続審査の委員会決定!

こんばんは。田平です。

9月議会で新日本婦人の会から出された子ども医療費助成の拡充を求める請願に、日本共産党と吉年議員は賛成をしていましたが、公明党議員の方から継続審査をという動議が出され、本会議場で他のすべての会派議員と無会派の議員が継続審査というかたちで先延ばしすることに賛成をしました。

継続審査というのは、閉会中に審査続行するという建て前ですが、実際には審査をされずにそのまま廃案になるというケースが多く、はっきり反対をすると市民から反感を買うような時に使われるケースが多いというように議会と自治体にも書かれていました。

以前、富田林市では、『趣旨採択』という名前の、「趣旨には賛成だがはっきり採択はできない、、」というあいまいな採択の仕方が蔓延していたそうです。

結局、採択はできない、ということなので、否決なわけですが、例えば子ども医療費助成制度の拡充を!という請願に対して、はっきりバツをつけたことが市民に知れたらまずいわけで、それをかくすやり方だったわけです。

そこで、日本共産党の追求で、このやり方は今後しない事が確認されました。以後、趣旨採択ができないかわりに、こういうやり方を編み出されたというほかありません。

だって、継続して審査するって言えば聞こえは良いですが、「わざわざ引き延ばさなくても、すぐさま採決して採択したら良いじゃない!」って思いませんか?

そんなわけでモヤモヤしていましたが、新婦人の皆さんが会派回りをされて、「継続審査されていますか?閉会中にきちんと審議してくださいね!」と申し入れをしにこられ、文教厚生委員会が10月30日の午前10時から開会されることになりました!

やったー!

まだ採択されたわけでもないし、また同じように、まだ情勢的な動きが見えないから、継続して様子を見ながら審議しましょう。。ってことにされるのかもしれません。

国や府の動向を見るまでもなく、子ども医療費助成を国が制度として作ることに今すぐ賛成しなくて、継続して審査しなくてはいけないどんな理由があるのでしょう?

大阪府の乳幼児医療費助成制度が全国水準最低レベルだというのに、年齢枠拡充にいますぐ賛成せずに継続審議しなくてはならないどんな理由があるというのでしょう?

富田林市の子ども医療費助成制度は現在中学3年生までですが、18歳までに拡充して欲しいという市民の願いになぜ今すぐ答えようとしないのでしょうか?当局がお金がないので、、、という発言をするならわかりますが、市民から選ばれ、市民の声を代弁するべき議員が、なぜ財政的に厳しいという当局側と同じ見解にたっているのか私にはわかりません。

委員会も傍聴ができます。みなさん傍聴に来てください。議員を選んだら終わりではなく、選んだ議員がどのような行動をしているのか、議会でどのような議論をしているのか、採択の際に本当に自分たちの思いを代弁してくれているのかどうか、きちんと市民のみなさんにもチェックをしていただきたいと思います。

今から30日の文教委員会の討論の作成をします。ちょっとこの間のモヤモヤした憤懣やる方ない想いが噴出したブログになってしまいましたが、お許しください。

みなさんおやすみなさい。良い夢を!!

 

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