こんばんは!田平まゆみです⭐︎
「請願 第1号 国民健康保険料の大幅な引き下げとコロナ禍による保険料減免の延長などを求める請願書」について、日本共産党の賛成討論を行いました。
本請願は、高すぎる国民健康保険料が市民生活を圧迫している中、その引き下げを求める切実な市民の声です。
国民健康保険料は夫婦と子どもの2人世帯で組合健保、協会けんぽと比較して約2倍。世帯人数にかかる均等割が国民健康保険にのみ導入される不公正な制度上の問題から発生しています。
滞納で保険証が取り上げられ短期賞や資格証明書に切り換えられると、具合が悪くても経済的理由で受診を控え我慢せざるを得ないなど、命にかかわる深刻な事態をうみます。
国保の加入者は、高齢者や失業者をはじめ、非正労働者が多く、貧困ラインとされている可処分所得の半分以下の122万円未満といった、生活すら厳しい状況の方も多くおられます。
特にひとり親世帯の貧困率は50%を超えており、深刻な状況です。
そんな中、国保料は年々引上げられ、支払い能力の限界を超えている状況です。
国保の構造的な危機を打開するためには、全国知事会が国に要望しているように、1兆円の国費投入というような、国庫負担を増やす対策が不可欠です。
コロナ禍で市民生活に大きな影響が出ている今、国保料の引き下げ、減免制度の維持・拡充に市として取り組むことはもちろん、国に対して長引くコロナ禍の中、国保のコロナ減免を期間延長することは、いずれも多くの市民の願いであり、私たちは全面的に賛同するものです。
よって、「請願 第1号 国民健康保険料の大幅な引き下げとコロナ禍による保険料減免の延長などを求める請願書」に賛成し、日本共産党の討論といたします。