こんばんは!田平まゆみです☆
本日、富田林市議会 9月定例会最終日に、10本の請願について、日本共産党議員団は紹介議員となり、賛成請願をおこないました。
※順にアップしていきます。正式な議事録ではありませんので当日少し言い回しが変わった点がありますがご了承ください。以下、全文です。↓↓↓
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「請願第9号 請願書 庁舎機能の分散化に反対し、文化活動の拠点、すばるホールを守ることを求めます」について、採択する立場で、日本共産党の賛成討論をいたします。
本請願には、2021年11月に庁舎整備基本計画が策定され、2月の広報での発表、議決を経ていないにもかかわらず、6月17日付市のHPにすばるホールの部屋の一部の貸し館をストップする旨を広報に掲載し、募集停止してしまうという議会軽視がされてきたこと、9月議会で突然だされた議案第41号が、
この間の民主的経過を全く踏まえておらず、二転三転する極めてあやふやで計画性がないものであることなどが的確に指摘されています。
私が議会で質問する中でも、コストダウンになるといいながら数字がコロコロ変わったり、算出根拠がわからなかったり、民間施設まで使うと言い始めるなど、思いつきとしか思えない、説明のつかない、行政として考えられない進め方となっています。
市役所庁舎の建て替え問題は、本市の全市民にとっての重要課題です。
このまま庁舎機能を分散化してすばるホールに一部機能を本移転するようなことになれば、すばるホールという文化拠点が衰退するだけでなく、市民にとって不便な市役所庁舎ができあがるという、将来市民の皆さんに多大なる損失を与えることになりかねません。
先程来の請願と同様に、議会や市民、市の職員や関係機関、専門家の意見などを無視した市長のトップダウンではなく、幅広い市民の声を聞き民主的な市政運営を行うよう求めます。
現地庁舎建て替えで、庁舎機能の分散化は市民の利便性が低下することから「庁舎機能の一部移転を考慮しない」と明記された、「市庁舎整備基本計画」に立ち返り、庁舎機能の一部移転をしないことを強く求めます。
また、貴重な文化施設を市民の文化活動を守り・発展させるためにも、庁舎の一部機能を市民の文化活動の拠点であるすばるホールに移転することは「人・自然・歴史・文化を次世代につなぐ富田林の創生拠点」として取り組んでいるはずの市庁舎整備の基本理念とも矛盾すると考えます。
よって、「請願第9号 請願書 庁舎機能の分散化に反対し、文化活動の拠点、すばるホールを守ることを求めます」を採択することを求めて日本共産党の賛成討論と致します。
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結果は、日本共産党議員団以外の全議員が反対し、否決となりました。
ほとんどの議員が、「継続審査になったのでこの件は不採択といたします」といった、理由にもならないまともな討論もしない態度でした。
傍聴にこられていた方から、「議会のレベルの低下に、地方自治の危機を感じました。共産党議員さんだけが、市民目線でしっかりと議論をしていて頼もしかった」と言っていただきました。
私はまだ2期目ですが、今の議会は本当におっしゃる通りの状況だと感じています。
引き続き、頑張らねば!
最終日は傍聴希望の方が多く、議場に入れなかった方もおられました。
他の部屋でご覧いただけたようですが、たくさんのご来場、ネット傍聴ありがとうございました!市民の皆さんの声が政治を変えていくのだと、今こそ痛感しています。
引き続き全力で頑張ります。よろしくおねがい致します!本当にありがとうございました!