特殊詐欺への防止対策を学ぶ!

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こんにちは!田平まゆみです。

今日は、すばるホールにて行われた富田林市町総代会主催の公開講座に参加しました。

「楽しく知ろう!特殊詐欺!現状と防止対策」と題され、大阪府警察本部生活安全総務課指導班さんが寸劇でわかりやすく、オレオレ詐欺の進化した手口とだまされない対策について解説してくださいました。

特殊詐欺の被害件数は直近年度で1624件、前年度の28件増とのこと。大阪府下で1年間で約35億円もの被害だそうです。平均すると毎日約1千万円の被害が出ているという計算になります。

本当に皆さん気を付けてくださいね!!

・・・というわけで、学んだことを端的に公開。

まずは、オレオレ詐欺。一番多いという“不倫相手を妊娠させて示談金を支払わなくてはいけない”という設定でかかってくる電話について。

今は「オレオレ」とは言わず、最初から名前を調べた上で電話してくる。最初に「体調悪くて変な声でごめん」「電話番号が変わったから登録し直しといて」などと言い息子の電話番号を消去させる。その日はそれで終了。

翌日あたり、また電話がかかってくる。ここからは、寸劇のイメージそのままに台本調で。

「もしもし?あのな、昨日の電話では言えなかったんやけど、実は彼女ができてん…」

「母:え!そうなんや。よかったやん」

「それが…子どもができてしもてな」

「母:え!あらまあ。でもまあ今はよくある事やしな」

「それが…彼女結婚しててん。それで、このことが旦那にバレて今旦那に訴えられてるねん。」

「母:えー!!ほんまかいな!」

「示談金を友人達にもお願いしてかき集めたけどあと50万円足りなくて、相手は明日社長の家に直談判に行くと言ってるから、そうなれば会社もクビになる…もう死ぬしかない…」

「母:あんた…そないに切羽詰まってしもうて……。わかった、あんたの一大事や、なんとかするがな!」

「ほんまか?ありがとう!相手の弁護士事務所の人が見張ってるからいま家を出られへんねん。弁護士事務所の人がかわりに受け取りに行くから一時間以内に50万円○○駅に持ってきてくれるか。」

「母:え!一時間かいな。こらまたえらい急やな!しゃあないな、わ、わかった!」

「あ、こんなこと恥ずかしいから絶対に誰にも言わんといてな」

ーーーーーーーーこんな風にして、新しく登録した電話番号から電話がかかってきて息子の名前が表示されれば、いとも簡単に息子からの電話だと信じ込んでしまう、、ということです。

どんどん功名な手口を使って進化している特殊詐欺ですが、まずは、親子間でしかわからない昔飼っていたペットの名前など、秘密の質問をしてみることや、合い言葉を決めておくなど、本当に自分の子どもなのか?という確認をしっかりする事が一番の対策になります。

それから、誰にも言わないで、と言ってきますが、お金に関する話が出たときには、まずは警察などに相談してみることも勧めておられました。相手の口車に乗らないよう、冷静になって考えることが大事ですね!

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